読書と読解

2013/12/20

趣味が“読書”の方は沢山いるかと思います。

最近(といってもかなり以前から)子どもの読書量の減少が注目され、朝読書などの取り組みを行っている学校もあります。

読書量が注目されたきっかけの一つがPISA調査の“読解力”の調査結果です。2003年、2006年と順位を下げ、メディアも一気に注目しました。絶対的な読書量の不足は量を増やすことでしか解消されませんが、“読書“と“読解“では若干意味が異なります。

PISAの“読解力”の定義は、

「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力」

としており、このような問題が出題されます。

以下は、「贈り物」を読んだ二人の会話の一部(省略)です。この二人が自分の意見を証明するには、それぞれどう言えばよいでしょうか。この物語からそれぞれの証拠をさがして、次に示してください。

つまり読んだ内容に関してある視点をもって、何かしらの形で他者に表現をしなければなりません。

最近は学校でも“読解“に着目し、読書に留まらず各生徒のそれぞれの視点や意見を交換(討論)する時間を設ける授業を行うところもあるようです。またどくしょ甲子園といったコンクールも開催されています。

PISAもそうですが、バカロレアも“読解“を扱います。大人の私たちも本を読むだけではなく、たまにはお茶(お酒?)を飲みながら、一冊の本を囲んで語り合うのもいいかもしれません。