教員が使う鞭

2016/09/14

9/11にセミナーを開催いたしました。午前はスーパーグローバルハイスクールの先生方から各学校の取組や、求める教員像の話をして頂き、午後はグローバルティーチャー賞トップ10になった高橋一也先生から日本の現状も含めたアクティブラーニングの考え方をお話しいただきました。

今回は高橋先生の話から印象に残った内容の一部を話します。

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高橋先生の言葉の中で、「教員は鞭を使っている」という言葉が印象に残っています

昔から授業(教える・教わる)は、先生から生徒へ一方的に伝えるものだったそうです。

世界最古の大学のボローニャ大学の講義の様子(左側の画像)にもそれが表れています。眠っていたり、雑談をしている人、真面目にしているのは前の列の人など、今と変わらぬ光景に少しクスッときました。

さて「このような学生にどう教えるか」で登場するものが鞭です。昔の授業の様子(右側の画像)を見ても鞭を振るう様子があり、力づくで話を聞かせる様子が見られます。ひと昔前の学校も鞭ではないにしてもこのような先生がいた気がします。「教鞭」という言葉が生まれたのもうなづけます。

ボローニャ大学

鞭を振るう教員風刺画

高橋先生は今の教員も鞭を持っていると話しています。

それは「失敗を恐れさせる」という最強の鞭。

テストの点を取らないといい成績が取れない、いい大学に行けない、など「~しないとこうなってしまう」という恐怖心を鞭のように刺激させているそうです。

「一方的に教えるのは教育ではなく調教である」と話していました。

今回は「授業のあり方」というテーマで、アクティブラーニングについて話をして頂きましたが、教育に対する考え方そのものを見つめ直す(学ぶ)ことが大切だと改めて気づかされました。

後日改めて当日の模様をセミナーレポートとして掲載いたします。

 

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