論理国語?文学国語?

2016/10/12

先日発行された文部科学白書を見ながら、ふと平成32年から順次改訂される新しい学習指導要領が現在どのような状況になっているか気になりました。

「アクティブラーニング」という言葉が先行して目立っていますが、範囲で調べてみて、目を引いたのは科目の名称の変更です。

科目構成

文科省の教育課程部会の資料によると、ほとんど科目で名称が変わっている。

名称が変わるということは、おそらくその科目で学習する目的が変わるのではないでしょうか。

「論理国語(仮)」は「多様な文章等を多角的・多面的な視点から理解し、創造的に思考して自分の考えを形成し、論理的に表現する能力を育成する科目」

「文学国語(仮)」は「小説、随筆、詩歌、脚本等に描かれた人物の心情や情景、表現の仕方等を読み味わい評価するとともに、それらの創作に関わる能力を育成する科目」

これらから読み取れるのはただ知識を身につけるための科目ではないことです。

例で挙げた科目は「どんなことができるようになるか」に着目したものだと考えられます。

 

「創造的に思考して自分の考えを形成し、論理的に表現する」

「人物の心情や情景、表現の仕方等を読み味わい評価する」

 

は今までの授業では国語ではなく総合学習などで取り上げられる内容だったと思います。それが普段の授業で行われるように変化することになります。

学習指導要領の改訂までまだ少し間がありますが、授業でどのように生徒が頭を使っているか、また使わせたいかに着目していくことが重要になりそうです。