ペーパーティーチャ―

2014/02/19

文部科学省では様々な会議が行われているが、その中に“教員免許更新制度の改善に係る検討会議”というものがある。

文字通り、教員免許更新制度に関係する内容を話し合っているものであるが、そこで大きな議題として挙げられていることが「更新制度の周知が不十分」ということである。

ある県では年間4000件程、更新に関わる問い合わせがくるそうだが、「そもそもどのように更新するのか」といった質問も少なくないという現状とのこと。

現職の教員でも勘違い・手違いで更新期限を過ぎていたという事例は毎年起こっているようである。

そのような中で出ている言葉が「ペーパーティーチャ―」である。ペーパードライバーと同様、免許を持っていながら教職の仕事についていない者を指している。

「社会人経験を積んでから教壇に立とう」、「一般企業の内定を先にもらっていたため就職した」、「学校から離れた経験を積んできたが、この経験を活かしたい」等様々な考えの方がこの中には含まれている。

ペーパーティーチャ―もペーパードライバー同様「ペーパー」がつくと実践で危うい印象を受けてしまうかもしれない(実際にそのような方もいることは否定できない)。しかし、指導経験はないが、教員としての資質がないかというと別問題である。

教壇に立って欲しいペーパーティーチャ―が手続き上の利用で勤務ができないのは学校・教員ともに避けたい。

教員免許状のカード化も議題に含まれているが、どのような形であれ教員の仕事を臨む人の更新漏れを防げる仕組みになって欲しい。

これから先どのような形になるかは未定だが、現在は自分で更新が必要か確認をし、自分で手続きをしなければならない。現職の方もいわゆるペーパーティーチャ―の方も自分の更新期限をもう一度確認して欲しい。

 

新の「教員免許更新制度の改善に係る検討会議」議事録はこちら

お仕事についていない教員免許保持者の更新についてはこちら