どこかで見たことがあるような東京都教員採用試験「小論文」

2016/08/10

先日東京都教員採用試験の1次の合否が発表されました。

その後受験された方とお話しする機会があり、どんな問題だったか感想を伺えました。

その方によると、「今までと傾向が変わって、大変だった」「特に小論文が変わっていて書くことが難しかった」とのこと。

早速HPに掲載されている問題を見たところ確かに変わっていました。今回は小論文をみましたが、何が変わったかというと、“問題の問い方”です。

H27実施小論文

H28実施小論文

左が昨年(平成27年)実施、右が今年(平成28年)実施の問題ですが、字数指定の方法が文字数以外に行数指定になったという点も挙げられますが、何よりも問題文(課題の設定)がより具体的に読ませる分量になったことに踏まえ、記述する内容の視点も具体的に提示していることが大きな変化だと思います。

このような問題の問い方を最近見たことがあると思い、思い出したのが昨年発表された大学入試制度改革の大学入学希望者学力テスト(仮)の問題イメージです。

例えばこちらの問題では、問題文(資料)を読んだ後、条件に沿って自分の考えを記述する問題になっています。

入学希望者学力評価テスト(仮)イメージ

今回の小論文や学力テスト(仮)のような形式は、自分の考えを分かりやすく伝えるために書く手順をあらかじめ提示しているとも考えられます。

「どのように自分の考えを伝えるか」はこれからの教育に特に必要なことと言われています。学校で今後どんな教員が必要となっていくかが感じられた問題でした。

 

 

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