VOL.189 ダメ教師(2)

2013/08/07

前回ダメ教師について2つのタイプをあげた。誹謗や揶揄の対象ではなく「他山の石」として我が身を磨く一助にしていただければ幸いである。引き続きダメな教師像のいくつかをあげる。

「運動もアタマですよね・・・」「0に何を掛けても0は0ですよね・・・」と自分の指導力はタナに上げ、クラブ活動もテストの成績も生徒の能力不足に起因すると責任の全てを他に押しつける教師もいる。さらに嵩じると生徒から保護者、果ては学校の教育姿勢、管理職や同僚の人格に至るまで批判の対象にする。こうした多様な対象の欠陥を見つけては鬼の首を取ったように喜々として話す教師はどの学校にもいる。
概してこの類(たぐい)の教師たちは群れを作りたがるが何も建設的なものは生まれない。

「めまいがする」、「頭痛が激しい」等々何かと理由を申告してきては気軽?に欠勤する教師もいる。当然のことながら体調は個人的なことで信じるしかない。基本的に教師に限らず欠席が少ないことが勤労者の最大の美徳と言っていい。特に教師はモノを売ったり作ったりする仕事ではなく相手は生徒である。簡単には代われない。自己都合で欠勤するなら前もって時間割を変えるなど手当をすべきである。頑健で少々不調であっても無理するくらいでないと教師は務まらない。

生徒との上手い距離を保てない教師もいる。若い教師に多い。生徒との適切な間合いが取れず近づき過ぎてナメられたり、タメ口を利かれたり、「○○ちゃん」呼ばわりされたりして、慌てて距離をとろうとすると敬遠され疎外される。そんな気の毒な教師もいる。生徒とは付かず離れずの程良い絶妙な距離を保ち、オトモダチ間隔は避けるべきだ。「生徒が社会に出た時の上司や年長者の役を教師が演じる」教師は身をもってマナーを学ばせる役割も担っている。生徒には教師に礼儀正しく対応させなければならない。

ダメ教師の範疇に属するタイプは枚挙にいとまがない。時には生徒や保護者の目線で自己を見つめることがダメ教師に陥らないための一歩とも言える。

2013/8/7 彦井 脩

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