VOL.183 「姿勢」

2013/06/26

手前味噌になるが姿勢が良いとよく褒められる。満更悪い気はしないし、日ごろから注意するようになり歩行中にハッと気づいて正したりすることもある。

中学生の頃は猫背に近かったが高校2年生から始めた弓道のお陰で背筋を真っ直ぐに立てるようになった。後年、デパートでスーツの採寸をしていたら、担当者が数字を書き入れている女性に向かって「体型は猫背胸張り!」と叫んだ。猫背が矯正された結果で女性が笑いを堪えていた。そんなに大き
な声を出さなくてもと思ったものだ。

姿勢が良いと何年か寿命が延びるそうだ。背骨の歪みは腰痛や頭痛に留まらず呼吸器・消化器・循環器の低下を招くという。

なぜか教師には猫背の人が多く概して暗い。学校の廊下を、背を丸めて出席簿と教科書を胸に抱え俯きかげんにトボトボと歩く教師よりも、胸を張って颯爽と歩き、親しい生徒と目が合えば明るく声をかけるような教師の方が良いに決まって
いる。
教師はエンターテイナーといった側面も持っている。教師の授業中の姿勢によって生徒の学習意欲に差が出てきても不思議ではない。出来ることなら学園ドラマの人気教師の役を与えられたと思って、姿勢よく明るくミスキャストなどと言われないように演じきってほしいものだ。

教師は弓を引けなどと言うつもりはないが、生徒のためにも健全な生活を送るためにも良い姿勢を保つようオススメしたい。姿勢良く真っ直ぐに周囲を見ていれば視野は広がり、教師としての優れた人格を築くことも期待できる。

2013/6/26 彦井 脩

ご意見・ご感想は彦井 hikoi@careervista.jp まで。