暑中お見舞い

2008/07/16

暑中お見舞い

暑い日が続いていますが皆様お健やかにお過ごしのことと思います。ひこいおさむです。
西国には若干遅れていますが、関東も来週には梅雨が明けるようです。
こんな句があります。

石も木も眼にひかるあつさかな ・・・・ 向井 去来
夕月に七月の蝶のぼりけり ・・・・ 原 石鼎

梅雨が明けると世界は一変して陽光が溢れます。
日々万象ギラギラ光る炎暑の時を過ごし、やがて静かな宵を迎えます。

ほのかな感触を持った世界は、真昼の激しさと対照的な幽玄の世界に誘います。
夏の日の一こまを詠んだ、趣を異にする二つの句の底に流れる秩序は日本人が長い歳月の中から培ってきた生活のリズムのようです。
そんな感慨をもってこの句に対し、暑さを素直に受け入れてみてはいかがでしょうか。